サッカーのワールドカップ（W杯）アジア最終予選グループBの日本は11日にアウェーでベトナムと対戦し、1-0で勝利した。

試合は17分、南野拓実からのクロスを受けた伊東純也が押し込んで日本が先制する。グループ最下位のベトナム相手とあって得失点差で優位に立つためにも多くのゴールが必要だった日本だが、伊東のスーパーゴールがVAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）の結果オフサイドと判定されるなどし、追加点は奪えずに1-0での勝利となった。

中国のサッカーファンからは「ベトナム相手にこの出来。日本は一体どうしたんだ？」「日本は得点数がグループ最下位（ベトナムと同じ4）だぞ」「ベトナムは中国のような帰化選手が数人いれば日本に勝てていたかもしれない」「中国も帰化選手をきっちり使っておけば日本に勝つチャンスはあったかもな」など、厳しい戦いが続く日本に言及するコメントが寄せられた。

また、「伊東の2発目は素晴らしかったのに。残念だな」とVARでの取り消しを惜しむ声や、「負けて森保一監督を解任させるのも日本にとっては良かったかも」「中国も日本も監督を代えた方が良い」など、監督の采配に疑問を呈す声も上がっている。中国は同日のオマーン戦で、李鉄（リー・ティエ）監督が帰化選手のアロイージオを途中交代させた後に同点に追いつかれたことで、国内で監督解任論が再浮上している。

一方で、「日本はやっぱり波があるな。まだ調整がうまくいっていないようだ。でも実力から言えば本大会出場は何の問題もないはず」と日本の勝ち抜けを信じるコメントも書き込まれている。（翻訳・編集/北田）