中国、宇宙支出で日本やインドを大きく引き離す―中国メディア

Record China    2021年11月15日(月) 8時50分

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中国メディアの上海熱線は9日、中国は宇宙支出で日本やインドを大きく引き離しているとする記事を配信した。写真は中国の火星探査機「天問1号」。

中国メディアの上海熱線は9日、中国は宇宙支出で日本やインドを大きく引き離しているとする記事を配信した。

記事はまず、中国の宇宙事業は急成長を遂げており、発射される宇宙機の数や総トン数、軌道に乗る宇宙機の数で世界の先頭集団に位置していると指摘。昨年だけで39回の打ち上げを行い、計76の宇宙機が軌道に乗り、発射の回数、トン数、軌道に乗る宇宙機の数は世界2位で、中国版GPS「北斗」を完成させたとした。また今年も、有人飛行ミッションを2度行い、中国独自の宇宙ステーションのコアモジュール「天和」とのドッキングを成功させたとした。

その上で、米国の宇宙財団によると、2020年の宇宙支出で、中国は132億8000万ドル(約1兆5000億円)で世界全体の15%を占め、米国(518億ドル、57%)に次ぐ2位だったとし、伝統的な宇宙開発強国の米国には及ばないものの、欧州(83億ドル)、日本(46億ドル)、ロシア(23億ドル)、インド(14億ドル)を大きく上回っているとした。(翻訳・編集/柳川)

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