3枚の写真から見える日本の現状=「わが国は独立を勝ち取った国でよかった」―中国メディア

Record China    2021年11月10日(水) 7時20分

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7日、観察者網は「3枚の写真から見て取れる日本の現状に思うこと」とする文章を掲載した。

2021年11月7日、観察者網は「3枚の写真から見て取れる日本の現状に思うこと」とする文章を掲載した。

文章はまず、日本の現状が見て取れるとして3枚の画像を紹介。1枚目は日本にある米軍基地の分布図で、「日本の米軍基地というと沖縄を想起するが、実際はわれわれの想像を遥かに超えるほど日本全国に米軍基地が存在する。分布を見ると日本の要所が抑えられており、日本の本土に対する軍事的制御権を掌握していることがうかがえる」とした。

2枚目は、2017年11月5日に米トランプ前大統領が日本を訪問した際、横田基地に降り立って歓迎を受けた様子を撮影した写真だ。記事は、横田基地に到着したトランプ氏がまず米軍に対して講話を行ってから安倍晋三元首相と顔を合わせたとし、「この順序から、米国の日本に対する意識的あるいは無意識の蔑視を見て取れる」と評した。

3枚目は、米第7艦隊司令部がある横須賀の位置を示した地図で、横須賀が日本屈指の軍港であり、かつ東京から直線距離で数十キロしか離れていないと説明。中国で言えば、北京からほど近い天津の港に第7艦隊が駐留しているようなものだとしている。

その上で「この3枚の画像を見ると、わが国は独立自主を勝ち取った国でよかったと思う」とし、中国が14年間続いた日本との戦いを1945年に終結させた後も米軍とソ連軍の上陸に遭い、解放戦争と朝鮮戦争によってようやく独立自主を実現するに至った苦難の道を紹介した。

一方で、アヘン戦争に敗れて英国に割譲され1997年にようやく中国に復帰した香港では今なお暴動が起こり、日清戦争で負けて日本の統治を受けることになった台湾についてもいまだに統一が実現できていないと主張。日本が終戦75年を経てもなお米国の制御下から抜け出せていないともした上で「一度負けると長年その影響を拭い去ることができないというのが戦争の重要性だ」と伝えた。そして、現在の台湾問題について後々の影響を考えれば米中ともに負けることは許されず、中国としては今後10年で米国との技術的、軍事的な差を縮め、米国に手を出させないことが肝要であり、それが実現すれば中国による台湾統一にもつながり、仮に米軍が介入しても勝てる能力を備えることができると論じた。(翻訳・編集/川尻

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