勤務中にスマホいじり、仁川空港国際郵便税関職員らの映像が波紋―韓国メディア

Record China    2021年11月7日(日) 20時30分

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4日、韓国・JTBCは、仁川空港国際郵便税関では勤務中の職員の携帯電話操作や雑談が常態化していると伝えた。資料写真。

2021年11月4日、韓国・JTBCは、仁川(インチョン)空港国際郵便税関では勤務中の職員の携帯電話操作や雑談が常態化していると伝えた。

JTBCは今月2日、職員からの内部告発で提供された動画を公開し、この国際郵便税関では職員らが勤務中に長時間、携帯電話を操作するなどしており、ベルトコンベアで流れてくる郵便物のチェックやX線による内容確認を怠っていると伝えた。さらに、この報道を見た元職員からも新たに情報提供があったという。

元職員は2019年から昨年までの2年間、同税関に物流担当として勤務していたという。「勤務中に携帯を見たり雑談するのは見慣れた光景で、誰も何も感じていなかった」と証言している。動画が休憩時間中に撮影されたものである可能性については、「休憩中ならベルトコンベアは止まっている」として、強く否定している。元職員は主にEMSを担当していたが、EMSは高額の品が多いため、税関職員は免税限度を超えていないか判断し、超えている場合は税金を賦課したうえで通関手続きを行う必要がある。しかし、携帯電話に気を取られ郵便物を見ていない職員が多かったため、そうした郵便物もそのまま流れていくことが多かったという。

また、同税関には麻薬探知犬もいるが、ただリードでつながれていたり、ケージに入ったままになっている犬がほとんどだったと伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「この国に麻薬がはびこっている理由が分かった」「こういう問題はみんなで怒りを示さなければ、世の中は変わらない。こんな職員たちは厳しく罰するべきだ」「どこに行っても態度ばかり大きくて、まともに仕事をしない公務員が多い。本当に腹立たしい」「こういう連中は辞職させ、困っている若者を(採用して)救済してあげてほしい」「税関だけじゃなく、公機関では働かない公務員が量産されている。国民のために整理するべき時が来たんじゃないか」「勤務開始時に携帯電話を没収しなよ」「情報提供者はよくやったね。報賞金をあげるべきだ」「探知犬の扱いが動物虐待だ」など、怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)

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