秦嶺ジャイアントパンダ研究センター、赤ちゃんパンダ5頭を繁殖

Record China    2021年11月5日(金) 20時0分

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中国陝西省の秦嶺ジャイアントパンダ研究センターは今年、赤ちゃんパンダ5頭を繁殖させた。

中国北西部の陝西省にある秦嶺ジャイアントパンダ研究センターは今年、繁殖と疾病管理における重要な技術的問題を長年にわたって克服した後、赤ちゃんパンダ5頭を繁殖させた。秦嶺センターの飼育員の世話の下、5頭の赤ちゃんパンダの体調は良好だ。

秦嶺ジャイアントパンダ研究センター管理部獣医の張丹輝氏は「パンダは生まれた段階で基本的に母乳を飲む。それから7~8カ月後に离乳する。离乳したら人工乳(粉乳)を加える。1歳半くらいになると、竹やリンゴ、ニンジンなどを加える。4~5カ月まで排便や排尿も人工で手助けする」と説明した。

5頭の赤ちゃんパンダのうち、最年長は6カ月で、最年少は1カ月になったばかり。うち1組は男女の双子で、母親は同基地の母親パンダ「丫丫(ヤーヤー)」だ。

同センター管理部長の趙鵬鵬氏は「ここ数年、私たちはパンダ保護の科学研究を強化することで、メスのパンダの発情法則を把握し、このようにパンダの最適な種付け時期をより正確に判断し、秦嶺パンダの精子バンクと幹細胞バンクの建設を完了し、秦嶺パンダの遺伝子資源をよりよく保護した」と述べた。

秦嶺のジャイアントパンダは、2005年に最初に認識されたジャイアントパンダの亜種で、なじみのある四川亜種よりも頭蓋骨は小さく丸く、鼻は短く、毛皮は少なくなっている。(提供/桜の華YouTubeチャンネル)

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