日本のモデルルームに行ってみた!動画に中国ネットで反響=「中国にもほしい」「素晴らしいけど…」

Record China    2021年10月30日(土) 12時20分

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中国版ツイッター・微博に24日、日本のモデルルーム見学の模様を撮影・解説した動画が投稿され、ネットユーザーから反響が寄せられている。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に24日、日本のモデルルーム見学の模様を撮影・解説した動画が投稿され、ネットユーザーから反響が寄せられている。

投稿主は在日中国人の女性。東京で不動産を購入する予定で、今年8月からモデルルームを見学しているという。日本で不動産購入を考えている人の参考にと撮影した動画を共有したようだ。

動画は冒頭、「日本のモデルルーム見学には予約が必要で、所要時間は1~2時間」と説明。「親切にも無料のお茶(やコーヒー)とおしぼりを出してくれる」と現場での様子を語った。続いて、希望の物件のタイプや価格などを把握するための資料を記入し、スタッフから物件の建設会社や周辺の生活環境などの説明があったことを映像と共に紹介。投稿主は、モデルルーム内にあった建設予定のマンションの展示模型について「非常に精巧に作られていた」と驚きをもって説明している。

その後、実際にモデルルームの中を見学。物件は約70平方メートルの3LDKで、投稿主は「日本のマンションの形は簡単で、どれも基本的に長方形の形をしている」と解説した。その後、部屋の中について、幅が約2メートルある広々したベランダや、引き戸を全開にすると部屋をつなげられるリビング、各部屋に設置されているクローゼット、大理石でつくられ浄水器や食洗器やディスポーザーが付いたキッチン、デッドスペースを活用した収納、お手入れが簡単な排水溝、可動式で掃除が楽なトイレの便座などを順に紹介した。

また、中国とは異なる日本のマンションの特徴として、収納棚に災害用品(展示品)が置かれていたことを挙げ「日本は天災・地震の多い国だから」としたほか、キッチンのコンロにグリルがあることについては「日本人は魚を食べるのがとても好きなため」と説明した。さらに、浴室についても「乾湿分離」だと紹介。「乾湿分離」は、浴室と洗面台あるいはトイレとが分けられていることを指す。中国では一緒になっている場合も多いが、近年は「乾湿分離」が人気になっているようだ。

寝室については「面積はどこも非常に狭い。小さめのベッドを一つ置けるくらいで、往々にして子ども部屋になる」「主寝室もそれほど広くなくやや窮屈」とする一方、「それでもクローゼットは完備されていて、タンスを購入するお金を浮かすことができる」と利点を説明した。

このほか、帰る際には有料駐車場に止めた自家用車の駐車料金までスタッフが支払ってくれたといい、「客に一銭も支払わせないのが業界内の常識のようだ」とコメントしている。なお、同物件の価格は4500万円ほどだという。

動画を見たネットユーザーからは「勉強になった」「すごく良さそう」「本当に隅から隅まで考えられている」「日本の設計は本当に好き。とても実用的だから」「どれも素晴らしいけど、やっぱりちょっと狭いのが玉にきず」「寝室が狭いこと以外は文句なし」「中国でもこういう個人が住むための小型の住宅を建設してほしい」「キッチンのシンクがすごく素敵。鍋を洗う時とか便利そう」「日本の住宅のデザインは本当に気遣いにあふれている。収納は満点!」といったコメントが寄せられるなど、注目を集めている。(翻訳・編集/北田

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