アテネで北京冬季五輪の聖火引き継ぎ式―中国メディア

人民網日本語版    2021年10月20日(水) 19時10分

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北京冬季五輪の聖火をギリシャ・オリンピック委員会から北京組織委員会に引き渡す式典が19日、ギリシャの首都アテネのパナシナイコスタジアムで行われた。

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来年2月4日から開かれる北京冬季五輪の聖火をギリシャ・オリンピック委員会から北京組織委員会に引き渡す式典が19日、ギリシャの首都アテネのパナシナイコスタジアムで行われた。同式典には、ギリシャのパナギオティス・ピクラメノス副首相、ギリシャ・オリンピック委員会のスピロス・カプラロス会長、北京冬季五輪組織委員会特別代表を務める于再清副会長らが出席した。

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式典は現地時間正午12時から始まり、慣例に基づき、まずオリンピック旗が掲揚され、オリンピック賛歌、そして中国とギリシャの国歌が流された。その後、最高位の女性祭司に扮した女優がオリーブの枝を捧げ持ち、ほかの女性司祭を率いながらパナシナイココスタジアムに入場。さらにギリシャの元水球選手のエヴァンゲリア・モライティドさんがオリンピック聖火を持って入場し、中国の元フリースタイルスキー選手の李妮娜さんに引き継がれ、最後にギリシャのスキー・バイアスロン選手のパラスケビ・ラプドプール選手が聖火を受け取った。

カプラロス会長はあいさつの中で、「中国とギリシャは、数千年にわたり密接な関係を保ってきた。聖火は平和と友誼を伝えるだけでなく、ギリシャの中国に対する尊重、祝福の思いを運んでくれる」と語った。

また于副会長は、「2008年3月30日、私たちはここで北京五輪の聖火を受け取り、世界中の人々と共に、素晴らしい五輪を開催することができた。それからの13年間、中国はオリンピズムを大々的に発揚し、オリンピック文化を積極的にPRし、オリンピックに関する知識を伝えてきた。そして、中国のオリンピックスポーツは極めて大きな発展を遂げた。そして今、北京冬季五輪の聖火を間もなく引き継ぐことができる。オリンピズムが込められた聖火は、再び万里の長城内外で展示、リレーされ、中国の大地で、平和と友誼の光を輝かせることになる」と語った。

挨拶の後、最高位の女性祭司に扮するギリシャの女優が採火式に続き、北京五輪のトーチに点火。その後、聖火はカプラロス会長に渡され、続いて于副会長に引き継がれ、式典が無事終了した。

聖火は今後、ランタンに移されて北京冬季五輪代表団が中国に持ち帰ることになっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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