<韓国船沈没>不明者家族、朴大統領の海洋警察解体発表に怒りと不安=「今はそんな場合じゃない」―韓国

Record China    2014年5月19日(月) 19時51分

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19日、韓国の朴槿恵大統領が旅客船沈没事故に関する国民向け談話で海洋警察庁の解体を表明したことを受け、行方不明者の家族の間では不安が広がっている。写真は韓国の追悼活動。

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2014年5月19日、韓国・中央日報によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が旅客船セウォル号沈没事故に関する国民向け談話で海洋警察庁の解体を表明したことを受け、行方不明者の家族の間では不安が広がっている。国際在線が伝えた。

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珍島の体育館で待機している行方不明者の家族らは、「海洋警察は今も、事故現場で捜索作業を行っている。このような時に、大統領が海洋警察の解体を宣言するのはふさわしくない」「今も救助活動を続けている海洋警察がこの知らせを聞けば、動揺を与えかねない」「海洋警察の解体や事故原因の調査、国家の改造は捜索活動が終わってからすべきだ」と不満をみせた。大統領の談話が終わるとため息をつきながらテレビの前から離れたり、布団を頭からかぶりテレビから顔を背ける家族もいた。

体育館に今も残る家族らの願いは、海洋警察が乗客の最後の1人が見つかるまで捜索を続けてくれることだ。(翻訳・編集/NY)

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