米英豪AUKUS創設で中国の能力への懸念浮き彫りに、米国防副長官「同盟国の対中姿勢に変化」―米メディア

Record China    2021年10月5日(火) 6時40分

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ヒックス米国防副長官は1日、米英豪の3カ国による新たな安全保障協力の枠組み「AUKUS」について、「海外の同盟国の対中姿勢の変化を示している」と述べた。写真は日本の内閣府ホームページより。

米国のキャスリーン・ヒックス国防副長官は1日、オーストラリアが少なくとも8隻の原子力潜水艦を配備するのを支援する米英豪の3カ国による新たな安全保障協力の枠組み「AUKUS(オーカス)」について、「海外の同盟国の対中姿勢の変化を示している」と述べた。

中国国営新華社通信系の参考消息(電子版)が3日、米防衛専門誌ナショナル・ディフェンスの報道を引用して伝えたところによると、ヒックス氏は、米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)のオンラインイベントで、AUKUSについて、「インド太平洋地域と欧州のパートナーが、中国の能力の脅威を真剣に受け止めていることを示している」とし、「この地域、西太平洋地域の人々の見方がどのように変化しているか、欧州の人々の中国の挑戦の深刻さに関する立場がどのように変化しているかについて、正直に示している」と述べた。

原子力潜水艦については、「オーストラリアが、中国が開発した高度な水中能力に対抗する上で役立つ可能性がある」と指摘した。米非営利団体の核脅威イニシアチブによると、「中国の高度な水中能力」には、少なくとも6隻の「商」級攻撃型原子力潜水艦が含まれる。(翻訳・編集/柳川)

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