中国が発電用石炭の大量購入、アジア市場での価格が過去最高に―米・華人向けサイト

Record China    2021年10月4日(月) 12時20分

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海外在華人向け情報サイトの文学城は、中国が発電用石炭の大量購入を始めたため、アジアにおける燃料用石炭価格が過去最高になったと紹介する記事を発表した。

米国内に拠点を置く、海外在華人向けの情報サイトである文学城は2日、中国が発電用石炭の大量購入を始めたため、アジアにおける燃料用石炭価格が過去最高になったと紹介する記事を発表した。

記事は、中国は世界最大の石炭生産国であり、同時に最大の石炭使用国であり、石炭輸入国でもあると紹介。そして、エネルギー源の供給が世界的に不足していることが、中国に打撃を与えているという。また、欧州各国の指導者は長期にわたって石炭と決別しようとしてきたが、天然ガス価格が高騰していることで、石炭需要が再び高まっている。

記事によると、中国の韓正副首相は最近になり、国有大手エネルギー関連会社に対し、冬の電力供給を安定させるため、代価を惜しまずに燃料を確保せよと要求した。また、中国当局は石炭採掘企業に対して、年間採掘割り当て制限を超えても採掘してよいと告げたという。

中国が石炭の大量購入に乗り出したために、世界的な石炭争奪戦が激化した。世界最大の石炭取り引き市場であるオーストラリアのニューカッスル港における燃料用優質石炭価格は2日、過去最高だった08年7月の記録を抜いて、1トンあたり203.2ドルに達した。ニューカッスル港の石炭価格は、アジア市場における石炭価格の基準とされている。

記事によると、中国が石炭の確保に苦しんでいる原因はさまざまという。中国ではしばらく前にも炭鉱事故が発生したために、当局は安全管理を強化していた。さらに豪雨、労働問題、輸送力の不足などが、インドネシアやオーストラリア、コロンビア、南アフリカから中国への石炭輸出についてのマイナス要因になった。

ゴールドマン・サックスは9月の時点で、ニューカッスル港における10-12月の石炭平均価格を1トン当たり190ドルと予想したという。(翻訳・編集/如月隼人

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