習近平国家主席は1日、アラブ首長国連邦で行われているドバイ国際博覧会（万博）の中国館にビデオであいさつを行いました。

習主席はその中で、アラブ首長国連邦のドバイ万博が中東地域で開催された最初の万博であることに触れたうえで、「各国が『思想をつなぎ、未来をつくろう』というテーマをめぐって、経済や社会の発展理念と成果を示し、対話と協力を強化するうえで重要な意義がある」と述べました。人類社会がどこに向かうべきなのかという質問に対する中国側の提案は、世界各国の人々が共に努力し、時代の呼びかけに答え、グローバルガバナンスを強化して、イノベーションによって発展を牽引し、人類運命共同体を構築し、絶えずまい進していくことです。習主席は、中国が各国との交流や協力を強化し、イノベーションと発展のチャンスをつかみ、人類運命共同体の構築の推進に積極的に努力する考えを示しました。

なお、2020年アラブ首長国連邦ドバイ万博は9月30日に開幕し、中国館も同日開館しました。「人類運命共同体の構築—―イノベーションとチャンス」をテーマとし、中国館では、宇宙探査や情報技術、現代交通、人工知能、スマートライフ生活などの分野における発展成果を展示しています。（提供/CRI）