日本の空港でカメが原因のフライト遅延、中国でトレンド入り=ネット民「外務省がまた…」

Record China    2021年10月2日(土) 22時30分

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成田空港で滑走路にカメが侵入したことでフライトが遅れた出来事が、中国版ツイッター・微博でトレンド入りした。

成田空港で滑走路にカメが侵入したことでフライトが遅れた出来事が、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でトレンド入りした。

報道によると、騒動があったのは24日午前11時半ごろ。離陸した旅客機のパイロットからカメが歩いているとの通報があり、滑走路が15分ほど閉鎖された。これにより、5つの便に影響が出たという。体長30センチほどだったというカメは、その後、空港職員によって捕獲された。

中国メディアの中国新聞網などが9月30日付でこれを報じると、微博では「日本の空港でカメが滑走路遮り飛行機が遅延」が一時トレンド入りした。

中国のネット上では「日本の空港がカメを助けるために滑走路を閉鎖した」とのニュースだと受け止める人が多く、「どういう意図をもってこれを報じているのか?」「おたくは中国新聞網じゃなく日本新聞網だ」などとメディアを批判する声が上がった。

また、「『日本人はなんて動物に優しいんだ』ってことか?」「毎年クジラを殺しているのにカメには慈悲をかけるのか」「日本人は本当に優しいね。カメのために15分も滑走路を閉鎖するなんて。15分は長いよ、クジラ一頭殺せるからね」「核汚染水(処理水)の放出でどれだけのカメが死ぬことか」など、日本に批判的な声が並んだ。

さらには、「飛行機の安全に影響が出るからであってカメのためではない」と指摘する声や、「滑走路に異物があれば止めるのは正常。もっとも、なぜこんな些細な話題がトレンド入りするのか」「日本の外務省がまた中国での宣伝に金をかけている」などのコメントが寄せられている。

中国のネット上では今年に入り反日感情が高まっており、日本に好意的あるいは中立的な話題がトレンド入りすると「日本の外務省が金を使って宣伝している」と主張する声が寄せられるようになっている。(翻訳・編集/北田

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