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2007年6月1日より、新疆ウイグル自治区北部のアルタイ山脈で違法操業の一斉摘発が行われ、違法な金の採掘現場97か所と隠れ家121か所を摘発、作業員ら関係者1000人以上を拘束した。
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2007年6月1日より、新疆ウイグル自治区北部のアルタイ山脈で違法操業の一斉摘発が行われている。アルタイとはモンゴルの言葉で金を意味し、その名の通り金が採れる。これまでに違法な金の採掘現場97か所と隠れ家121か所を摘発、金運搬船6隻、コンプレッサー10台、掘削器具260点などを押収し、作業員ら関係者1000人以上を拘束した。
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また漢方薬の材料となる野生の動植物の乱獲により、生態環境の破壊が進んでいることから、779人の調査員を組織し、車両115台、馬185頭に乗り込み、実態調査を開始した。違法な採取が法律で禁止されていることを各地で講演し、ビラ約1500枚を配布した。***
アルタイ山脈は新疆ジュンガル盆地の東北、モンゴル共和国との国境に位置し、西北から東南に2000km続く山脈。風光明媚な観光地としてだけでなく、多様で豊富な天然資源にも注目が集まっている。(翻訳・編集/WF)
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