韓流ブームは日本から中国へ、韓国芸能産業、生き残りをかけて中国市場に挑む―韓国メディア

Record China    2014年5月18日(日) 22時40分

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16日、韓国の芸能産業は、韓流ブームが終わりを告げようとしている日本に見切りをつけ、巨大市場を抱える中国に活路を見出そうとしている。写真は韓流スターのイベント。

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2014年5月16日、韓国紙・亜洲経済によると、韓国の芸能産業は韓流ブームが終わりを告げようとしている日本に見切りをつけ、巨大市場を抱える中国に活路を見出そうとしている。中国メディア・国際在線が伝えた。

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韓国ドラマの「ドクター異邦人」が中国で大人気だ。現在、同ドラマを韓国と同時進行で公開している中国の動画サイト・優酷(YOUKU)では、再生回数ランキングで1位を獲得。ドラマの新しい放送回を公開すると、アクセスが集中しサーバーが一時ダウンするほどだ。この人気により、同サイトの運営会社の株価は一気に上昇した。

韓国の人気男性ボーカルユニット・EXOを抱える大手芸能プロダクションは今月9日、中国最大のポータルサイト・百度と提携契約を結んだところ、同社の株価は一時3%アップした。EXOが中国で芸能活動を行うたびに、同社の株価は3〜4%上がるといわれている。

中国市場は韓国の芸能プロダクションの株価を左右するほどの影響力をすでに有している。このため韓国の芸能産業は韓流ブームが10年間続いた日本から離れ、中国にその拠点を移した。現在、中国では韓国のドラマや映画、音楽などが大人気で、関連商品の売り上げも急上昇している。サムスン証券の最新報告では、今年の韓流関連産業の中国地区における売り上げは2兆ウォン(約1984億円)に達すると予想。「中国市場は巨大で、韓流スターには日本よりも高額なギャラが支払われる。多くの芸能プロダクションが中国進出する理由がここにある」と、韓国の証券アナリストは指摘している。(翻訳・編集/本郷)

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