南シナ海領有権問題、ベトナム主席が国際司法機関の仲裁を示唆―ベトナムメディア

Record China    2014年5月18日(日) 12時50分

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17日、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席は16日、南シナ海の領有権問題が中国との話し合いで解決できなければ、国際司法機関の仲裁を求めることを明らかにした。写真はベトナムの反中デモ。

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2014年5月17日、ベトナムメディアvnexpress.netによると、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席は16日、南シナ海の領有権問題が中国との話し合いで解決できなければ、国際司法機関の仲裁を求めることを明らかにした。台湾・中央通訊社が伝えた。

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チュオン・タン・サン主席は、「中国が南シナ海で石油掘削を開始してから、ベトナム政府は中国政府と10回におよぶ話し合いを持ち、中国側に対し、強い抗議と石油掘削の停止および中国船舶の同海域からの即時撤退を求めたが聞き入れられなかった」と説明した。

同主席はさらに、国民に対し、自制を求めた上で、国際社会の支持を得るために党と政府の和平的な政策を支持するよう呼びかけた。「現時点でいかなる国も、ベトナムの主権を侵害する中国の行為を支持してはいない」としながらも、「領有権問題を解決できなければ、最終的には国際司法機関に仲裁を求めなくてはならない」と語った。(翻訳・編集/本郷)

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