【CRI時評】中国は依然として世界経済成長の「独特な柱」

CRI online    2021年9月16日(木) 14時40分

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中国政府が15日発表した8月の国民経済指標によると、主要なマクロ指標は合理的な範囲内にあり、雇用と物価は概ね安定し、経済は回復基調が続き、発展の強靭性が引き続き現れている。

中国政府が15日発表した8月の国民経済指標によると、主要なマクロ指標は合理的な範囲内にあり、雇用と物価は概ね安定し、経済は回復基調が続き、発展の強靭(きょうじん)性が引き続き現れている。同時に、経済構造の転換とレベルアップ、イノベーションの活力の途切れることのない放出に伴い、中国経済の回復を支える有利な要因が引き続き蓄積され、中国経済の安定した上向きを後押ししている。

マクロ政策がもたらす「ボーナス(利益)」の持続的な放出とビジネス環境の持続的な改善などの要因により、中国市場のイノベーションの主体の数が急速に増加している。技術革新は、永遠に停止しない「エンジン」のように、中国経済に発展の力を絶え間なく送っている。

同時に、内需はこれまでと同様に中国経済を力強く支えている。感染症や増水などの影響により、中国の8月の家計消費の伸びは鈍化したものの、消費を支える雇用情勢は概ね安定した。消費のレベルアップの勢いも弱まっていない。

また、企業収益の改善に伴い、実体経済の発展を支持する政策の効果が現れ、投資の活力も高まり続けている。超大規模市場の内需の潜在力の持続的放出はまさに、中国経済が回復を続け質の高い発展へ向かう底力の在りかだ。

感染症流行下で、中国の揺るぎない開放の拡大が、世界経済を力強く押し上げている。8月の中国の対外貿易総額は同月として過去最高を記録した。輸入と輸出の伸びはともに市場予測を大きく上回った。中国の対外開放の水準が拡大を続ける中で、中国は引き続き外商投資のホットスポットとなっている。

世界最大規模の資産運用会社の一つであるブラックロックがこのほど発表した「2021年中間の世界投資展望」は、中国経済について、世界の他の国々と比較して、新型コロナによる影響に力強く対応し、世界経済の成長をけん引する「独特な柱」となっていると指摘している。(CRI論説員)

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