人民網日本語版 2021年9月14日(火) 18時20分
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国際原子力機関の設置する技術作業チームが日本の福島原発汚染水の処分に関して安全性評価を行うことについて、中国外交部の趙立堅報道官は「日本は全面的に協力すべきだ」と述べた。
国際原子力機関(IAEA)の設置する技術作業チームが日本の福島原発汚染水の処分に関して安全性評価を行うことについて、中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官は13日の定例記者会見で、「日本は全面的に協力すべきだ。周辺諸国などステークホルダー及び関係する国際機関と十分に協議して合意に至る前に、原発汚染水の海洋放出を勝手に始めるべきではない」と述べた。
【記者】AP通信によると、エヴラールIAEA事務次長は9日、中国と韓国の専門家も参加するIAEAの技術作業チームが日本の福島原発汚染水の処分について安全性の評価を行うことを明らかにした。これについて、中国としてコメントは。
【趙報道官】中国は、IAEAがその権限に基づき、ステークホルダーの意見に十分に耳を傾け、日本の福島原発汚染水の処分問題においてしかるべき役割を果たすことを支持する。IAEAの設置する技術作業チームには、中韓露などの専門家が参加する。技術作業チームは、国際社会が日本の原発汚染水の処分前、処分中、処分後に対して評価・監督・検証を行い、その絶対的安全性を確保するサポートをする。日本は、原発汚染水処分のあらゆる可能な選択肢について十分な協議を行うことや、データの正確性や処分方法の有効性などの面で監督と査察を受け入れることを含め、IAEAに全面的に協力するべきだ。
日本は国際社会の懸念を直視し、原発汚染水の海洋放出という間違った決定を撤回し、各準備作業を止めるべきだ。周辺諸国などステークホルダー及び関係する国際機関と十分に協議して合意に至る前に、原発汚染水の海洋放出を勝手に始めるべきではない。(提供/人民網日本語版・編集/NA)
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