キャッシュレス社会の中国、ATMが激減―中国メディア

Record China    2021年9月10日(金) 18時0分

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キャッシュレス化が急速に進んだ中国で9日、現地メディアの北京青年報は「国内のATMはすでに100万台を下回っている」と報じた。写真は人民元。

キャッシュレス化が急速に進んだ中国で9日、現地メディアの北京青年報は「国内のATMはすでに100万台を下回っている」と報じた。

記事によると、中国のATMの台数は今年6月末までに98万6700台となり、半年間で約2万7000台減った。

中国のATMは中国銀行珠海支店が1987年に導入したのが第1号で、統計上の調整があったものの台数がピークに達したのは2018年末。同年に15万200台増えて111万800台となったが翌年に初の減少が見られ、2020年はさらに加速し年間で8万3900台減ったという。

記事はその背景にはキャッシュレス決済、特にモバイル決済の普及があるとし、現金を持ち歩かなくても便利に生活できるようになったことがATMの重要性を大幅に下げたと指摘。全国の17万人以上を対象に実施された年初の調査報告書によると、中国のモバイル決済ユーザーは8億人を超えており、その市場規模は3年連続で世界トップになったそうだ。

ただ、業界関係者の間では「ATMの保有台数は年々減少しているものの、しばらくの間歴史の舞台から姿を消すことはなく、現金決済とモバイル決済は長期的に相互依存し、相互発展する状態にある」との見方が一般的で、中国人民銀行が最近発表した報告書によると、この2年間でスマホ決済を利用したことがあるという人は77.02%、現金で支払ったことがあるという人は71.32%だった。(翻訳・編集/野谷

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