<韓国船沈没>港封鎖に漁期逃す…思わぬ被害を受けた珍島の人々―韓国

Record China    2014年5月18日(日) 6時40分

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16日、セウォル号沈没事故の現場に近い珍島の住民が思わぬ不便に直面している。遺族や不明者家族の悲しみを思えば文句は言いにくいのが現状だ。写真は乗客の家族ら。

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2014年5月16日、韓国紙・中央日報中国語電子版はセウォル号沈没事故の現場に近い珍島の住民が思わぬ不便に直面していると報じた。

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4月16日の客船セウォル号沈没事故から1カ月が過ぎたが、思わぬ形で不便を被っている人々がいる。現場海域に近い珍島の住民だ。事故前は日に8隻の客船が港に訪れていたが、事故後は不明者家族が滞在しているため港は使用禁止となった。別の場所に臨時の停船所を作ったが水深が浅く、1日2回満潮時しか船が停船できないという。

本土の病院に行けない、結婚式を開いたがお客が島まで来れないなど問題は山積みだ。また、事故直後には不明者の捜索や流出した油の回収にも島民は協力したが、カニや海藻の漁期という稼ぎ時を逸したとのことで経済的負担も少なくない。それでも遺族や不明者家族の悲しみを思えば文句は言いにくいのが現状だ。(翻訳・編集/KT)

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