人民網日本語版 2021年9月9日(木) 6時50分
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松山湖材料実験室の第1期月科学研究サンプル受取及び研究活動が7日午後、東莞松山湖科学城で始まった。
松山湖材料実験室の第1期月科学研究サンプル受取及び研究活動が7日午後、東莞松山湖科学城で始まった。松山湖材料実験室が今回受け取った月の土壌のサンプルは約0.85グラム。研究チームは今後、月資源の現地における利用の模索、月の土壌の3Dプリンティングなどの基幹技術を含む、月の土壌の物理特性及び総合利用の一連の研究を展開していく。そして中国の今後の深宇宙探査や有人月上陸、月科学研究ステーションの建設に技術検証を提供していく。科技日報が伝えた。
国家航天局月探査と宇宙事業センターは7月12日に北京市で第1期月科学研究サンプル交付セレモニーを行った。計13機関が月の土壌の17.4764グラムのサンプルを受け取った。うち中国科学院院士で松山湖材料実験室の汪衛華(ワン・ウェイホア)主任が中国宇宙技術研究院を代表し、月のサンプルの使用証書を受け取った。
研究チームは今後1年にわたり、材料科学の角度から月の地質及び環境の歴史と変化を研究し、理解を深めていく。同時に月の土壌の物理特性の研究を踏まえた上で、月の水・氷資源の収集利用、酸素生成、金属精錬、地球外人工光合成技術、月3Dプリンティングなど一連の技術研究を展開していく。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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