「外国籍の芸能人」が新たな封殺対象か?ジェット・リーやリウ・イーフェイら「限籍令」リストが話題

anomado    2021年9月5日(日) 19時30分

拡大

中国当局が2日に発表した芸能界の管理規定の影響により、外国籍の芸能人を排除する「限籍令」(外国籍制限令)がスタートするのではないかと話題になっている。

中国当局が2日に発表した芸能界の管理規定の影響により、外国籍の芸能人を排除する「限籍令」(外国籍制限令)がスタートするのではないかと話題になっている。

中国共産党中央宣伝部では2日、芸能界や芸能人の秩序管理を具体的に記した7カ条の通知を発表。これをきっかけに、芸能界での管理強化が本格的にスタートするとみられる中、ネットでは外国籍タレントのリストが出回り、「限籍令」の対象になる芸能人の名前が次々と挙がっている。

あるリストでは7人の芸能人の名前が記され、シンガポール籍の俳優ジェット・リー(李連杰)を筆頭に、ニコラス・ツェー(謝霆鋒)やワン・リーホン(王力宏)、マーク・チャオ(趙又廷)、リウ・イーフェイ(劉亦菲)らの名前が。その更新版として、女性歌手のステファニー・スン(孫燕姿)、ウェイ・ウェイ(韋唯)の名前が追加されたものもネットで確認できる。

過去には「限韓令」として、それまで大挙して中国進出していた韓国人タレントが一斉に姿を消したこともあり、「限籍令」についてはかねてから実現の可能性がささやかれていた。このニュースに一部では賛同の声が上がるものの、多くのネットユーザーからは「道徳的に問題がなければ国籍は関係ない」「このような締め付けはやり過ぎだ」と疑問視する声が。また、リストにあるステファニー・スンの場合は国籍を変更したのではなく、もともとシンガポール人であることから、「封殺の正当性が見当たらない」との声も多く上がっている。

なお、中国出身のアクションスターのジェット・リーの場合、1997年にアメリカ国籍を取得したのち、2009年にシンガポールに帰化している。このことから、もし「限籍令」が現実になった場合、真っ先に対象となるのではないかと香港メディアが伝えている。(Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携