米国による20年間の対テロ戦争で90万人以上が犠牲、出費880兆円に―米大学

Record China    2021年9月5日(日) 18時0分

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4日、中国中央テレビは、米国が20年間に及ぶ「対テロ戦争」により約8兆米ドルの出費と、90万人余りの犠牲者を出したことが米大学の報告によって明らかになったと報じた。写真は米国。

2021年9月4日、中国中央テレビは、米国が20年間に及ぶ「対テロ戦争」により約8兆米ドル(約880兆円)の出費と、90万人余りの犠牲者を出したことが米大学の報告によって明らかになったと報じた。

記事は、米ブラウン大学の「戦争コストプロジェクト」が現地時間1日に報告書を発表したと紹介。報告書では、2001年の同時多発テロ以降に米国がアフガニスタン、イラク、シリア、イエメンなどで繰り広げた「対テロ戦争」の予算と、今後支払う必要のあるコストを合計するとおよそ8兆ドルに達することが示されたと紹介。コストには国防総省の海外緊急行動資金、国務省や国防総省の戦争関連支出、退役軍人への保障、国土安全保障省の支出などが含まれると伝えた。

また、一連の戦争により米国の軍人、友軍の兵士、敵対勢力の兵士、一般市民、記者、人道主義援助者など計89万7000〜92万9000人が死亡したことが明らかになったとし、この人数はいずれも戦争で直接死亡した人が基準になっており、戦争中に疾病で死亡するなど間接的な原因で死亡した人の数は含まれていないと紹介した。(翻訳・編集/川尻

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