人民網日本語版 2021年9月4日(土) 10時20分
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北京のサービス貿易交易会国家会議センターメイン会場総合展に位置する浙江省メイン展示エリアで、「鵬程青耕」と名付けられたロボットが夜通しで運び込まれ、設置された。
新型コロナウイルスの感染対策において、PCR検査は依然としてそのスクリーニングと感染確認の絶対的基準であり、質の高いPCR検体採取は検査の重要な保障だ。北京のサービス貿易交易会国家会議センターメイン会場総合展の浙江省メイン展示エリアで、「鵬程青耕」と名付けられたロボットが展示されている。これは世界初の全自動鼻咽頭拭いロボットで、国家的イベントで初のお披露目となった。北京青年報が伝えた。
杭州湖西雲百生科技有限公司の劉芳徳(リウ・ファンダー)CEOは2日取材に対し、「この腕のような形をしたロボットの名前は『山海経』からインスピレーションを得ている。『青耕』は太古の神獣とされており、『青耕御疫』という伝説があり、天下から疫病を祓う期待が寄せられている。1年以上の研究開発を経て、同社と深セン羅湖病院集団が共同で開発した全自動鼻咽頭拭いロボットが今年5月に誕生した。これは軟組織における力制御、自動測位、セルフキャリブレーションを実現する人工知能(AI)検体採取ロボットでもある」と説明した。
展示会場にはPCR検査のシーンが再現され、「青耕」がマネキンを使って検査のデモンストレーションを行う。このロボットはAI技術を中核に、運動計画システムの制御を受け、ロボットアームで自動的に鼻咽頭拭いを行う。機械視覚の補助を受け人の顔と鼻孔を追跡し、正確に測位し、正確な力制御により優しく鼻咽頭拭いを行う。キャッチ、キャリブレーション、採取、消毒の全自動化作業、全プロセスの自動PCR検体採取の全体的なソリューションを実現。マニュアルに基づく検体採取を実現し、検体採取のコストを削減し、医療従事者の高リスクの曝露を減らし、医療資源を節約できる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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