「仏系防疫」続けてきた日本がとうとう中国に学ぶ?―中国メディア

Record China    2021年9月1日(水) 21時20分

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中国のニュースサイトの観察者網はこのほど、「仏系防疫」を続けてきた日本がとうとう中国に学ぼうとしているとする記事を掲載した。写真は中国・武漢の「方艙医院(臨時医療施設)」。

中国のニュースサイトの観察者網はこのほど、「仏系防疫」を続けてきた日本がとうとう中国に学ぼうとしているとする記事を掲載した。

中国のネットスラングである「仏系」とは、日本の「仏男子(外見や性格は悪くないのに、自分の趣味や一人の時間を大切にし、恋愛などにガツガツしない)」に由来するもので、「仏系防疫」は日本の「緩い」新型コロナ対策を指す言葉として中国のメディアで使われている。

観察者網の記事は、日本政府による「仏系防疫」はずっと批判されてきたと指摘。全国の感染者数が急増し、自宅療養中に死亡するという状況も珍しくなくなる中で、大阪府の吉村洋文知事がこのほど、病床が逼迫(ひっぱく)している状況を受け、感染者を1カ所に集めて治療する1000人規模のいわゆる「野戦病院」を大阪市内に作る考えを明らかにしたことを紹介した。

また、元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が8月15日、自身のツイッターで、中国・武漢方式のコロナ専用病棟を作るべきとの考えを示したことや、田村憲久厚生労働相が同20日の記者会見で、「臨時の医療施設を全国的に、必要な自治体では確保することを検討してもらわなければならない」と述べたことなども伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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