<卓球>中国がずっと強いのはなぜ? 東京五輪金メダルの馬龍が秘訣を語る

Record China    2021年8月28日(土) 9時20分

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東京五輪の卓球男子シングルスで金メダルを獲得した馬龍が、中国が強さを維持できる秘訣について語った。写真は馬龍。

東京五輪卓球男子シングルスで金メダルを獲得した馬龍(マー・ロン。32)が、中国が強さを維持できる秘訣(ひけつ)について語った。中国メディアの央視新聞が26日付で伝えた。

シングルスで五輪連覇を達成し、男子団体では中国の4連覇に貢献した馬。5歳で卓球を始め、15歳で早くも中国代表になり、18歳の時に団体戦で自身初となる世界チャンピオンに輝いた。

しかし、その後の10年間は、2009年、11年、13年の世界選手権男子シングルスでいずれも銅メダルに終わるなど思うような結果が出ない時期もあった。馬は「一番印象に残っているのは、劉国梁(リウ・グオリアン)監督の『勇気をもって世界に挑戦しなさい』という言葉ですね」と語り、チームスタッフや仲間の励ましと積み重ねた努力で今日の成功があることを明かした。

15年に初めて世界選手権男子シングルスの金メダルを獲得すると、17年、19年と連覇を達成。また、五輪を含めたほとんどの国際大会でも優勝し続け、卓球界のトップに立った。「困難に直面した時、勇気を持って挑戦し続け、打ち破ることが大切です。絶体絶命の窮地から活路を見出した時も、こうしたなりふり構わない勇気を持っていました」と馬は語った。

こうした勇気は日ごろの練習で培われた伝統的なものだといい、「コーチが世界チャンピオンで、チームメートも世界チャンピオン、若い選手たちも世界チャンピオンです。これほど多くの優秀な選手たちと一緒にいると、ある種の目に見えない力にむち打たれます。こうした雰囲気が、中国卓球チームがずっと繁栄し続けられる一番重要な点だと私は思います」と語った。(翻訳・編集/北田

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