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2007年6月12日、中国環境保全総局が発表した2006年全国都市環境検査によると、200の都市で生活排水の集中処理率が未だ0%で、すべて垂れ流しとなっている実態が明らかになった。写真は汚染された揚子江。
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2007年6月12日、中国環境保全総局が発表した2006年全国都市環境検査によると、200の都市で生活排水の集中処理率が未だ0%で、すべて垂れ流しとなっている実態が明らかになった。
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全国の都市部における生活排水の集中処理率は42.55%にとどまり、集中処理率が0%の200都市は検査対象の33.61%を占めていた。全国的な水質も悪化しており、基準に合格した水域は前年比7.24%減と、依然都市の水質汚染が深刻なままであることがわかった。***
ゴミ処理については、ゴミの無害化処理率は平均59.48%、検査都市の32%にあたる187の都市で0%と、無害化が全く行われていないことがわかった。また検査都市の26%にあたる155の都市で医療廃棄物の集中処理率0%と、ずさんな処理の実態が浮き彫りとなった。(翻訳・編集/WF)
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