Record China 2021年8月22日(日) 7時20分
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中国メディアの中国新聞社は19日付で、1年ぶりに米国に「戻った」中国人留学生の様子を紹介した。写真は米ニューヨーク市にあるジョン・F・ケネディ空港。
中国メディアの中国新聞社は19日付で、1年ぶりに米国に「戻った」中国人留学生の様子を紹介した。米国の空港で、新型コロナウイルスの感染を徹底的に防ごうとしたのか、防護服を着用する学生も見られ、航空券の入手が困難で両親が6万元(約101万円)を使ったと話す学生もいたという。
記事によると、秋学期を控えた米国の多くの学校は、「オフライン授業」の再開を決定した。また、米国当局も最近になり、ビザの発給を再開した。そのため、新型コロナウイルス感染症の影響で昨年には米国留学を果たせなかった多くの中国人学生が、改めて米国に向かうことになったという。
記事によると、中国では上海市内の浦東空港が混雑して、長い行列が発生したと報じられたが、17日発の中国東方航空MU587便に搭乗して米ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港に到着した学生らは、浦東空港の混雑についての報道は誇張されていたと述べた。
ただし、MU587便が満員状態だったのは事実で、ビジネスクラスの座席にも空席が全く見られないほどだったという。中国東方航空の関係者によると、現在のところ同社は中国大陸部で唯一の、ジョン・F・ケネディ空港への直行便を運航している航空会社だ。浦東空港から週に2便が出発しているが、8月中の出発便の航空券は、基本的に完売したという。
MU587便でジョン・F・ケネディ空港に到着した中学2年生の中国人女子は、両親がビジネスクラスの航空券を6万元で購入できたと説明した。彼女は、米国に来るのは初めてなので緊張しているが、大きな期待を抱いていると述べた。
記事によると、ジョン・F・ケネディ空港では防護服に身を包んだ中国人の姿も見られた。受け入れ学校側の感染防止対策はそれぞれで、7日間の隔離生活を求める場合もあれば、中国国内でのワクチン接種を有効と認め、到着後にPCR検査で陰性だったことを示す書類を提示すれば、隔離を求められない学校もあるという。(翻訳・編集/如月隼人)
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