2021年8月19日、日本のアクション俳優・千葉真一さんが死去したとの情報が中国版ツイッター・微博（ウェイボー）でも紹介され、多くのネットユーザーが注目した。

新京報の微博アカウントは19日、千葉さんが新型コロナウイルスによる肺炎で82歳で亡くなったと紹介。芸歴50年を誇る大ベテランアクションスターであり、98年公開の香港映画「風雲 ストームライダーズ」でラスボス・雄覇を演じたことで中国の人びとにも広く知られているとしたほか、映画監督や歌手などマルチな才能を持っていたことを伝えた。

千葉さんの訃報は中国ネットユーザーからも注目を集め、「千葉真一死去」が微博のホットワードランキング上位に登場した。

中国のネットユーザーは「組織のボス役が似合う、オーラの強い俳優だった」「彼の雄覇は、原作マンガの雄覇のイメージとほぼぴったりだった」「雄覇を演じていたときは、てっきり中国人だと思っていた」「なんと彼は日本の俳優だったのか」「新田真剣佑のお父さんだったのか」といった感想を残している。

また、「ワクチンは打ってなかったの？」「7月に感染したけど自宅療養で、8月に重症化して入院したけど助からなかったって、これは人災ではないのか？」「こんな晩年は悲しすぎる。どうぞ安らかに」など、新型コロナにより死去したことを悔やむコメントも見られた。（翻訳・編集/川尻）