Record China 2021年8月18日(水) 12時20分
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中国・広州市内にあるイオンモールが、日本が降伏した日に「夏祭り」イベントを開催して物議を醸したと、中国共産党系の北京青年報が報じた。写真は中国国内にあるイオンモール(資料写真)。
中国広東省広州市内にあるイオンモールが、日本が降伏した日に「夏祭り」イベントを開催して物議を醸したことを受け、同イベントについて「中止しました。二度としません」とコメントしたと、中国共産党の青年組織、共産主義青年団(共青団)北京市委員会の機関紙、北京青年報が17日、SNS微博(ウェイボー)への投稿で報じた。
記事によると、「夏祭り」イベントは14日に始まり、22日まで行われる予定だった。14日は旧暦の七夕で、中国では「七夕節」と呼ばれる伝統的な祭日だったことなどから、SNS上では同イベントの写真を添えて「七夕になぜ和服(浴衣のことか)を着るのか」と投稿する人もいたようだ。
イオンモールは取材に対し、イベントを16日に中止したことを明らかにした。
同省のテレビ局の報道によると、イオンモールは当初、「主に七夕節の雰囲気を引き立たせるためで、外国とは関係ない」などとコメントしていたという。
ウェイボー上では、この報道について、中国のネットユーザーから「日本企業が日本の夏祭りを催すこと自体に問題はない。時期が悪かった」「日本企業といえども中国で商売する以上は中国の習わしに従うべき」「七夕節の雰囲気を引き立たせるためなら漢服を着るべきだった」などの声が上がっていた。(翻訳・編集/柳川)
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