人民網日本語版 2021年8月16日(月) 11時50分
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12日現在、中国全土で報告された新型コロナウイルスワクチンの接種回数は累計18億3245万回に上り、接種のすべてのプロセスを完了した人は7億7704万6000人に達したという。写真は揚州のPCR検査。
国務院共同対策メカニズムが13日に行った記者会見で、中国国家衛生健康委員会の報道官兼宣伝司副司長の米鋒(ミー・フォン)氏が説明したところによると、12日現在、中国全土で報告された新型コロナウイルスワクチンの接種回数は累計18億3245万回に上り、接種のすべてのプロセスを完了した人は7億7704万6000人に達したという。
米氏は、「現在、全国で確認された新型コロナウイルス感染症の感染者が19日連続で増加し、すでに中・高リスクとなっている地域が156カ所あり、中国は短期的に複数の感染源、複数の地点で感染症が発生する複雑な局面に直面している。現在の感染状況を踏まえて、各種の対策措置を厳格・緊密に実施し、海外からの移入防止を強化し、高リスクの人の封鎖管理、高リスクの環境と物品の消毒などの措置を実施し、リスクのある人々・地域の共同チェックと重点地域の感染症対策を強化し、重点対象者の集中隔離を断固徹底して行い、感染拡大の勢いを早急に食い止める必要がある」と述べた。
同委疾病対策局の賀青華(ホー・チンホア)一級巡視員は、「8月12日現在、感染症が発生した48都市のうち、36都市は新たな感染者が5日以上報告されていない。揚州、武漢、張家界の各市を除いて、他の地級市(省と県の中間にある行政単位)で散発的に感染者が報告されている。こうした状況から考えて、全国の感染リスクは全体として抑制可能であり、全国レベルで大規模な感染が発生するリスクは低い」と説明した。
中国疾病予防管理センターの免疫計画首席専門家の王華慶(ワン・ホアチン)氏は、「感染症の持続的な伝播に伴い、特に一部の感染状況が深刻な国では、子どもの感染率が上昇を続けている。子どもは集団免疫の獲得過程で欠かすことのできない一部分だ。現在の副反応に対するモニタリング分析によると、子どもと青少年が新型コロナワクチンを接種した場合の副反応発生率は18歳以上の成人と同じかそれを下回る。親や子どもの監督者は子どものワクチン接種に付き添う際、新型コロナワクチンに関する知識と接種の流れをよく理解し、子どもの健康状態を接種する医師にありのままに伝えることが必要だ」と述べた。
賀氏は、「国務院共同対策メカニズムは13日に新版『公衆・重点職業層のマスク装着の手引き(2021年8月版)』を発表した。この手引きは一般の人に対し、閉じられた空間ではマスクを装着する必要があるとするほか、人が集まる広場、劇場、公園などの屋外の空間にいる場合も、マスクを装着するよう求めている」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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