「山河令」チャン・ジャーハンの親日騒動、1日で20社以上がCM契約を打ち切り

anomado    2021年8月14日(土) 13時0分

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日本の神社で行われた結婚式に参加していたことが話題になった中国の俳優チャン・ジャーハンに対し、イメージキャラクター契約の打ち切りを表明する企業が13日だけで25社に上った。

日本の神社で行われた結婚式に参加していたことが話題になった中国の俳優チャン・ジャーハン張哲瀚)に対し、イメージキャラクター契約の打ち切りを表明する企業が13日だけで25社に上った。

ドラマ「山河令」でブレークした俳優チャン・ジャーハンについて12日、東京都にある乃木神社で友人の結婚式に出席していたとの報道が飛び出した。これは2019年の出来事で、チャン・ジャーハンが日本語を交えてスピーチする動画や、タレントのデヴィ夫人とのツーショット写真もネットに上がっている。

この報道に対して、チャン・ジャーハンは中国版ツイッター・微博(ウェイボー)を通じ、「過去の無知な自分を恥じる」として“愛国愛党”の立場を表明。しかし、世論の過熱とともに中国共産党機関紙・人民日報が反応し、「公的人物たる者が、これほど歴史への認識が乏しく、民族の苦難について無知なのはあるまじきこと。重い代償を払わなければならない」と厳しく批判。これに対してチャン・ジャーハン側も、「今後は実際の行動で愛国を示し、厳しく自分を律する」と反省のコメントを投稿している。

乃木神社は明治時代の軍人・乃木希典を祀った神社で、戦没者らを祀った靖国神社とともに、日本の軍人を神格化した神社として、中国においては特別な意味を持つ。それだけにネットユーザーからは、「なぜ知らないのか?」「知らなかったとしても、調べもせず行くのが軽率すぎる」といった批判の声が後を絶たない。

「山河令」でのブレーク効果で、多くの企業から広告に起用されているチャン・ジャーハンだが、13日にはイメージキャラクター契約の打ち切りを表明する企業が相次いだ。飲料大手・娃哈哈をはじめとした中国企業だけでなく、コカ・コーラ、メイベリン、クリニーク、ランバンなど外国企業もこれに続き、その数は25社に上っている。(Mathilda

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