2021年8月12日、観察者網は、パリ・サンジェルマンFCに移籍したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのユニフォームが爆発的に売れていると報じた。

記事は、メッシの加入が発表された後、メッシが着用する背番号30のユニフォームが飛ぶように売れており、1着187ユーロ（約2万4000円）のユニフォームが発売からわずか24時間で売り切れたと紹介。売り上げはすでに3000万ユーロ（約39億円）近くにまで達しており、注文の64％が中国からのものだと伝えた。

また「メッシ効果」はSNS上でも見られており、同クラブのSNSアカウントではメッシ加入発表から数日の間にフォロワーが580万人増え、増加数が今年1〜7月の合計を上回ったとしている。

記事は、メッシの年俸が4100万ユーロ（約53億円）にのぼるとみられ、ネイマールやエムバペを上回って同クラブ内で最も高給取りになり、2年契約を満了すれば8200万ユーロ（約106億円）を獲得することになると紹介。クラブは巨額な費用の一部をグッズの売り上げで回収することを期待していると伝えた。

この件について、中国のネットユーザーは「なんか中国人がよそ様のクラブの財務バランスを担わされてる感じ」「この先、冬用ユニフォームも発売されるかもしれない」「こんなにたくさんの中国人が高いお金を出して正規版のユニフォームを買うとは思えないのだが」といった感想を残している。（翻訳・編集/川尻）