一部芸能サイトが9日、今が旬のイケメン俳優らが主演する現代ドラマ4作品が9月に一挙公開されると報じ、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で大きな話題を呼んでいる。

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この4作品とは、シャオ・ジャン（肖戦）主演の「余生請多指教（原題。以下同）」、ゴン・ジュン（龔俊）主演の「沈睡花園」、チャン・ジャーハン（張哲瀚）の「復古神探」、アレン・レン（任嘉倫）の「一生一世」。この中で、「余生請多指教」は9月8日に湖南衛星テレビと動画配信サービス・騰訊視頻（テンセントビデオ）での放送が決まっているが、残りの3作品の具体的な放送日はまだ明らかになっていない。

過去のトラウマから抜け出せない外科医を演じたシャオ・ジャンの「余生請多指教」は2019年の「陳情令」の後に制作されたドラマ。芸能活動の自粛に追い込まれた関係でしばらくお蔵入りになっていたが、危機を乗り越えてようやく公開までたどり着いた。中国で絶大な人気を誇るシャオ・ジャンだけあって、ドラマファンから「待ってました！」の声が殺到している。

サスペンス・ロマンスがテーマのゴン・ジュン主演の「沈睡花園」は、クランクアップしたのが6月23日。今回のスピーディーすぎる公開報道にネットから「ドラマの編集に少なくとも3カ月から半年はかかる。9月は無理。早くて11月か12月」と疑問の声が相次いでいる。しかし、過去にはスターの人気にあやかって超高速公開の実例もあったことから期待の声も寄せられている。

チャン・ジャーハンが植物状態からよみがえった刑事を演じた「復古神探」はクランクアップしたのが2月4日。若い外見の下に潜められているのは20年前の精神世界。ドラマで繰り広げられる世代間ギャップと「熱血あり、笑いあり」のストーリーにファンからは「チャン・ジャーハンが演じる若くて古いスタイルの刑事が見たい」との声が相次いでいる。

アレン・レンがエリート大学教授を演じる「一生一世」は昨年11月にクランクアップ。前世の記憶を持つヒロインとすべてを忘れた主人公が現世で運命的な再会を果たし、お互い心の支えになっていくラブストーリーだ。人気小説「一生一世美人骨」のドラマ化で、原作ファンから熱い視線が注がれている。（編集/RR）