東京五輪の卓球男子団体で日本が韓国に勝利して銅メダルを獲得。中国のネット上では、丹羽孝希への祝福の声が多数上がっている。

6日に行われた3位決定戦、日本は第1試合のダブルスで水谷隼・丹羽ペアが世界ランク1位の韓国ペアを相手に3-1で勝利し勢いに乗ると、続く第2試合も張本智和が3-1でものにする。第3試合も水谷が3-0のストレート勝ちを収め、2大会連続となるメダルを獲得した。

中国のネット上では、混合ダブルスの試合で水谷がボールに息を吹きかける禁止行為をしたとの情報が出回ったことや、張本智和のラケットを放り投げたり大声を張り上げたりすることへの苦言が出ており、2人への風当たりはやや強いものの、「老師（先生）」と呼ばれる丹羽には祝福の声が相次いでいる。

コメント欄には、「おめでとう丹羽先生！」「丹羽先生がメダル取ったぞ」「丹羽先生がメダル取ってくれてうれしい」「唯一うれしいのは丹羽先生が銅メダルを獲得できたこと」「丹羽のダブルスはとても良かった」「丹羽孝希はたまに神になる」などが並んでいる。また、「丹羽先生は娘さんにメダルを渡してあげられるね」との声も複数寄せられている。丹羽は昨年10月に結婚、今年6月に第1子となる女児が生まれていた。

丹羽は「仏系」と言われるようなクールな性格と、時折見せる驚くようなプレーが中国でも人気。今回の五輪期間中にも「丹羽先生がかわいい」がSNSで人気のワードになり、以前の試合で相手のスマッシュが体に当たるのを避けるために卓球台の下に隠れた時の映像などが話題になっていた。（翻訳・編集/北田）