「ドーピング検査を受けていますか?」米メディアが中国選手に質問

Record China    2021年8月3日(火) 15時20分

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2日、観察者網は、東京五輪競泳女子4×200メートルリレーで金メダルを獲得した中国の張雨霏選手が、米メディアの「意地悪な質問」に毅然と答えたと報じた。写真は張選手。

2021年8月2日、中国メディアの観察者網は、東京五輪競泳女子4×200メートルリレーで金メダルを獲得した中国の張雨霏ジャン・ユーフェイ)が、米メディアの「意地悪な質問」に毅然と答えたと報じた。

記事は、同種目で金メダルを獲得した後に行われた記者会見で、米国メディアから「4人の中国選手にお聞きしたいが、米国では2020年3月に新型コロナが世界に拡散して以降、興奮剤の検査を停止することなく続けてきた。あなたたちは、興奮剤の検査を受けたか。具体的に、何回検査を受けたか」との質問が出たことを紹介。この種目では米国がオーストラリアと並んで金メダル候補とされていたとし、中国に金メダルを奪われたことで米メディアが意地悪な質問をしてきたとの見方を示した。

その上で、質問に対してメンバーの1人である張が「20年3月から現在まで、興奮剤の検査をストップしたことはない。特に五輪前は検査の回数が増えていった。ネット上の統計によれば、中国選手が全世界で最も多く尿検査を実施したという話を聞いている」と述べたことについて「毅然と回答した」と伝えている。

張は今大会、同種目のほか100メートル、200メートルバタフライ、4×100メートルメドレーリレー、50メートル自由形、混合4×100メートルメドレーリレーの計6種目に出場し、レースを12本泳いだ。そして、金メダル、銀メダルを2個ずつの計4個のメダルを獲得し、リレーで世界記録、個人で五輪記録を一つずつマークしている。

張は「中国選手の中では私が一番多く泳いだかも知れないが、他国にもたくさん泳いでいる人はいる。みんなができるのに、中国の選手はできないということはない」と語ったという。(翻訳・編集/川尻

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