中国文化・旅游（観光）部は30日、中国国内旅行に関するサンプリング調査の結果を発表し、今年上半期の中国の国内旅行者数は延べ18億7100万人に達し、前年同期比100．8％増（2019年の同期の60．9％まで回復）だったことを明らかにした。うち、都市部の住民は前年同期比91．5％増の延べ13億800万人、農村部の住民は同比126．1％増の延べ5億6300万人だった。人民日報海外版が伝えた。

四半期別に見ると、昨年の基数の影響で、中国国内旅行者総数の増加ペースは少しずつ鈍化した。具体的には、第1四半期（1-3月）は前年同期比247．1％増の延べ10億2400万人だったのに対して、第2四半期（4-6月）は、前年同期比33．0％増の8億4700万人だった。

今年上半期、中国国内観光收入（観光総消費）は前年同期比157．9％増（2019年同期の58．6％にまで回復）の1兆6300億元（約27兆7100億円）に達した。うち、都市部の住民の観光消費は前年同期比149．8％増の1兆2900億元、農村部の住民は同比193．9％増の3400億元に達した。（提供/人民網日本語版・編集/KN）