東京五輪の競泳の複数の競技が26日、東京アクアティクスセンターで行われた。女子100メートルバタフライ決勝に進出した中国の張雨霏（ジャン・ユーフェイ）が55秒64のタイムで見事銀メダルを手にした。1位とのタイム差はわずか0．05秒だった。マーガレット・マクニール（カナダ）が終盤の追い上げで大逆転を果たし、金メダルの栄冠に輝いた。銅メダルはエマ・マキーオン（オーストラリア）だった。人民網が伝えた。

決勝で第4レーンを泳いだ張雨霏は、スタートのリアクションタイムが0．64秒で2位。前半50メートルのタイムは25秒71でトップ、優勝したマクニールは7位で折り返した。後半、マクニールが猛烈に追い上げ、張も逃げ切ろうと加速した。最後の25メールでマクニールはトップに立ったが、スピードはやや減速。張も最後まであきらめなかったが、最終タイムは0．05秒の差でマクニールに及ばず、準優勝に終わった。（提供/人民網日本語版・編集/KM）