韓国がキムチの中国語訳をまた「辛奇」に変更、中国ネット「名前を変えても同じ」

Record China    2021年7月24日(土) 11時20分

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22日、頭条新聞は、中国との間で論争があるキムチについて、韓国政府が中国語名を再び変更したと報じた。

2021年7月22日、頭条新聞は、中国との間で論争があるキムチについて、韓国政府が中国語名を再び変更したと報じた。

記事は、韓国・聯合ニュースの報道として、韓国文化・スポーツ・観光省がキムチの中国語名を「泡菜」(パオツァイ)から「辛奇」(シンチー)に変更することを正式決定したと紹介。変更の理由について「四川省の泡菜との混同を避けるため」だと伝えた。

また、中国語名に「辛奇」を選んだ経緯について「中国の標準語に『キ』または『キム』という発音が存在しないため、中国語の発音や方言を参照し、かつ北京の韓国大使館の専門家による意見を踏まえた上で、16の候補の中から最もキムチの発音に近く、かつ『辛い』『目新しい』というニュアンスも持つ『辛奇』が選ばれた」との説明を紹介している。

記事は一方で、2013年に韓国がキムチ作り文化をユネスコ世界無形文化遺産リストに登録申請するために一度「辛奇」に改名し、日本や中国の漬物と区別しようとした経緯があると指摘。この時は「辛奇」という言葉が中国で浸透、普及しなかったため、翌14年には「辛奇」から「泡菜」に名称を戻していたと伝えた。

この件について、中国のネットユーザーは「朝鮮族が普通に使っている『辣白菜』(ラーバイツァイ)で良いじゃないか」「改名して何の意味があるのか。韓国キムチの大部分は中国からの輸入だっていうのに」「前にソウルの中国語名を漢城から首爾に変更した時も思ったけど、どうして中国語名について韓国人がああだこうだ言ってくるのか」「こういった行動こそまさに『奇』妙だわ」「これでお金もうけできなかったら、また『泡菜』に戻すんだろうなあ」「キムチ自体に目新しさなんてどこにもないんだけど」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

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