河南省で「1000年に1度」の記録的豪雨、日本人からも心配の声―在日中国系メディア

Record China    2021年7月22日(木) 11時50分

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中国河南省で16日ごろから「1000年に1度」(地元気象局)の記録的な大雨が数日続いた。在日の中国系自メディア「東京新青年」は、日本人から多くの心配の声が寄せられていると報じた。写真は鄭州市内。

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中国内陸部の河南省で16日ごろから「1000年に1度」(地元気象局)の記録的な大雨が数日続いた。省都の鄭州市では市内の広い範囲が冠水。地下鉄構内への雨水の流れ込みや家屋倒壊などで死者が出たほか、21日午前7時(日本時間同8時)時点で、20万人近くが緊急避難し、3万6000人に影響が出たなどと報じられている。

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これに関連し、在日の中国系自メディア「東京新青年」の微信(ウィーチャット)公式アカウントは21日、河南省の記録的豪雨を伝える日本メディアの記事のコメント欄に、日本人から多くの心配の声が寄せられていると報じた。

記事は、日本のYahoo!ニュースのコメント欄に、日本人から次のような声(原文ママ)が寄せられていると、中国語訳を添えて紹介している。

「河南省は中国では1番人口の多い省ですし、降水量が少ない場所でもあるので、水害に対する警戒心がなく、水害対策も慣れていない人が多いだけに心配です。どうか命だけを守って安全な場所に避難するようにと祈るばかりです」

「地下鉄の浸水映像はかなり衝撃映像ですが、同時に驚いたのが乗客たちがあまりパニックに陥ったり大声を出さずに整然と避難しようとしているように見えます。正直その点では日本かと思うくらい。そういう点では私たちのイメージと変わってきていますね中国の方々も。いずれにせよ無事をお祈りします」

「1時間雨量が200ミリ超えたり、3日間で年間降水量なんて、尋常ではない降りかたですね…どれくらいの範囲で豪雨になっているのかわかりませんが、黄河の水位やどれほどの時間、滞水するのか、生活への影響がとても心配です。中華文明発祥の地でもありますし、遺跡への影響もあるかも知れませんね」

「近くに黄河が流れているのでとても心配です。被害がひどくならないよう、心からお祈りします」

(翻訳・編集/柳川)

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