Record China 2021年7月17日(土) 8時30分
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15日、観察者網は、東京五輪において選手が新型コロナで試合に出場できなくなった場合の措置について、国際オリンピック委員会および大会組織委員会が定めた内容を報じた。
2021年7月15日、観察者網は、東京五輪において選手が新型コロナで試合に出場できなくなった場合の措置について、国際オリンピック委員会(IOC)および大会組織委員会が定めた内容を報じた。
記事は、IOCと大会組織委員会が「コロナ対応措置マニュアル」を発表し、選手が新型コロナ検査で陽性になった場合のルールを定めたと紹介。検査で陽性となり試合に出場できなくなった場合、ドーピング違反時のような「失格」扱いではなく、「棄権」として扱われるとした。
また、柔道やボクシング、テニスなどの個人種目で新型コロナによる棄権が発生した場合は対戦相手の不戦勝となり、決勝で生じた場合は棄権者に銀メダルが、対戦相手に金メダルが授与されると説明。陸上、競泳、カヌーやボートなどのレース種目では、予選および準決勝敗退者で最も成績が良かった選手を繰り上げ、棄権者に代わって出場させると伝えた。
また、団体種目のトーナメントでは前の試合で棄権チームに敗れたチームを復活させるケースが多いとし、ソフトボールと7人制ラグビーの決勝で棄権が発生した場合は、準決勝で当該チームに敗れた相手が決勝に進出する上、決勝で敗れたチームとともに棄権チームにも銀メダルが与えられる特殊なルールになっていると紹介。バスケットボールの決勝では試合を行わず、棄権チームに銀メダル、対戦相手に金メダルが授与されるとした。
この件について、中国のネットユーザーからは「もし決勝に出た2チーム双方がコロナで棄権した場合はどうするのか」「くれぐれも健康と安全に注意して戦ってほしい」「今回の五輪はドタバタ劇になりそうだな」「意図的に相手を棄権させるような悪意ある行為が発生しなければいいのだが……」といった意見が寄せられた。(翻訳・編集/川尻)
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