Record China 2021年7月14日(水) 21時20分
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今月23日の東京五輪開幕まで10日を切る中、卓球強国・中国のSNSでは「東京五輪、手で卓球台に触れない」という話題に注目が集まった。写真は先週の練習試合。
今月23日の東京五輪開幕まで10日を切る中、卓球強国・中国のSNSでは「東京五輪、手で卓球台に触れない」という話題に注目が集まった。
中国・央視新聞の13日の報道によると、中国では先週、卓球ナショナルチームが五輪出発前最後となる練習試合を行った。これについて、ナショナルチームの総監督を務めたこともある中国卓球協会会長の劉国梁(リウ・グオリアン)氏は「今回の五輪に向けた準備は極めて難しかった。あまりにも多くの困難、あまりにも多くの問題がある」と発言。具体的な例として感染拡大防止のため選手が手で卓球台に触れられないことや、ボールに息を吹きかけられないことを挙げ、「そのため試合準備でわれわれは選手がプレッシャーや妨害に抵抗する能力を磨くためにあらゆる方法を考えてきた」と説明した。
劉氏の挙げた措置は国際卓球連盟(ITTF)が昨年打ち出した方針で、この話題は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の14日の検索キーワードランキングにも一時、ランクインした。中国のネットユーザーの中には「日本が決めたのか」と勘違いしている人もいるようだが、それとは別に「手で触っちゃだめなの?」「手で台に触れないなんて選手は大変だね。頑張って!」「選手は5年間準備してきた。簡単なことではないよ。中国チームを応援する!」「体と体がぶつかる柔道やバスケ、サッカーはどうするの?」「競泳は?」「どんなに条件が厳しくても中国は金メダル」などの声も上がっている。(翻訳・編集/野谷)
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