香港の警察は6日、爆発物を用いたテロを計画したとして、国家安全維持法（国安法）違反容疑で15～39歳の男女9人を逮捕したと発表した。

中国のニュースサイトの観察者網によると、香港警察は5日、九竜半島のホテルの1室の爆発物製造場所を捜索し、高性能爆薬の過酸化アセトン（TATP）や通信機器などを押収した。またテロ関連とみられる約60万香港ドル（約850万円）の資産を凍結した。

9人は香港の独立を目指す組織「光城者」のメンバーで、うち6人は中等教育の生徒。7月上旬に爆発物を使って海底トンネルや鉄道、裁判所の襲撃を計画した疑いが持たれている。（翻訳・編集/柳川）