「おめでとう!東京五輪新種目の3冠王『菅』」韓国団体が日本を皮肉るポスター公開=韓国ネット「センスある」

Record China    2021年7月6日(火) 12時20分

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5日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の外交民間団体が「東京五輪を政治利用している」と日本政府を批判するポスターを公開した。写真はVANKが公開したポスター。

2021年7月5日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の外交民間団体が「東京五輪を政治利用している」と日本政府を批判するポスターを公開した。

記事によると、韓国のサイバー外交使節団「VANK」は同日、「日本政府が東京五輪を政治的に利用して帝国主義復活の宣伝の場として活用している」という内容のポスターを製作し、SNSで公開したと明らかにした。

ポスターには「おめでとう!東京五輪新種目の3冠王『菅』」という意味の文章と、金メダリストとして「領土侵略(独島)」、「人種差別(旭日旗)」、「歴史歪曲(わいきょく)(孫基禎)」と書かれた授賞台に立つ菅義偉首相の姿が描かれている。孫基禎は日本統治時代の朝鮮出身のマラソン選手で、1936年のベルリン五輪の金メダリストだ。

これは、日本政府が東京五輪の公式ウェブページ上に竹島を日本領土と表記したこと、五輪競技場内での旭日旗応援を許可したこと、五輪博物館に孫基禎選手を日本人として紹介したことを皮肉って批判したものだという。

英語、中国語、日本語で制作されたという今回のポスターには「五輪精神を傷つける東京五輪組織委員会の問題を世界に知らせる」目的で行われているネット署名のURL(www.maywespeak.com/tokyo)も掲示されているという。

VANKのパク・ギテ団長は「日本政府の行動を放置してはいけない」とし「すべての韓国人と在外同胞が積極的に世界の人々に知らせてほしい」と求めたという。

これを受け、韓国のネット上では「いいね」「センスある。さすがVANK」「独島、独立運動家、キムチ、韓服などの韓国文化を世界に広めるVANKこそが真の愛国者」など称賛の声が上がっており、「独島侵略五輪には参加すべきじゃない」と五輪不参加を訴える声も上がっている。

その一方で「ちょっと静かにしていようよ。日本と取り引きしている人たちの立場も考えて。経済的なことも考えて。それに韓国の若者も働き口を求めて日本にたくさん出ているのにここまで刺激する必要ある?日本にもたくさんの韓国人がいるということを考えて行動してほしい」と警鐘を鳴らすユーザーも見られた。(翻訳・編集/松村)

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