韓国飲食店の7割近く「中国産キムチ使い続けます」、「衛生問題であおっても無駄」と中国メディア

Record China    2021年7月6日(火) 6時20分

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中国紙・環球時報は5日、「あおっても無駄!7割近くの韓国飲食店が中国産キムチを使い続けると回答」と題する記事を掲載した。

中国紙・環球時報は5日、「あおっても無駄!7割近くの韓国飲食店が中国産キムチを使い続けると回答」と題する記事を掲載。「韓国メディアがどれだけあおろうが、韓国の飲食店の中国産キムチ使用は減っていない」と主張した。

記事は、韓国外食産業研究院が4日に発表した同国の1000の飲食店に対する調査結果を伝えた。それによると、中国産キムチの衛生問題が発覚したが、それでも中国産キムチを使い続けるかとの問いに67.9%が「使い続ける」と回答したという。

韓国産に切り替えない理由としては、53.2%が「価格が高いこと」を挙げたほか、18.0%が「今使用している輸入キムチは信用できる」、17.6%が「中国産キムチでも客から抗議を受けていない」、6.6%が「たくあんなどの漬け物に代えた」と回答したという。

韓国では今年3月、「中国のキムチ生産現場で撮影されたもの」として裸の男性がハクサイを漬ける動画が物議を醸した。これを受け、韓国の4月の中国産キムチの輸入量は過去5年で最低を記録していたが、5月には前月比21.6%増と回復した。なお、問題の映像について、中国メディアは「韓国メディアが出自不明の動画を用いてあおっている」との見方を示していた。

記事は、「実際、韓国の中国からのキムチ輸入量は比較的安定を維持してきた」とし、韓国関税庁の統計データで今年1~5月の中国からのキムチ輸入額は5932.4万ドル(約65億円)となり、前年同期比で2.7%減にとどまったことに言及。また、韓国外食産業研究院が「新型コロナウイルスの流行で韓国の飲食業は不況が続いており、飲食店が中国産キムチの代わりに高価な国産キムチを使うことはまずない」との見方を示したと伝えている。(翻訳・編集/北田

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