韓国で献血功労者に贈呈されていた記念品、実は「偽物」だった=韓国ネット「本当に情けない」

Record China    2021年7月2日(金) 0時20分

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大韓赤十字社が献血を30回以上行った人に感謝の意を込めて渡していた記念品が、偽物であることが判明した。資料写真。

大韓赤十字社が献血を30回以上行った人に感謝の意を込めて渡していた記念品が、偽物であることが判明した。7月1日、韓国メディア・SBSが報じた。

報道によると、大韓赤十字社は献血を30回以上行った人には銀章、50回以上の場合は金章を授与し、記念品を贈呈している。今年の記念品はドイツ製の万年筆とされているが、実際に受け取った人からは、「インクカートリッジがうまく入らない」「カートリッジを入れても書けない」などの苦情が殺到していたという。

これを受け赤十字社が万年筆をドイツのメーカーに送って問い合わせたところ、「偽物だ」との回答があった。赤十字社は納品業者が提出した税関申告書や品質保証書などで正規品であることを確認したと主張しているが、証明書は添付されていなかったという。

納品を担当した業者は、「元々の単価が低く設定されていたため国内では数量を仕入れられず、中国企業を介して製品を入手したが、自分たちも中国企業にだまされた」と反論。「中国企業が『これにするしかない』と言うので、これを赤十字社に提出し、正規品の確認が取れた後に納品をした」と説明している。

赤十字社は2万5000本の「偽万年筆」を購入するために4億ウォン(約3924万円)の予算を使ったといい、赤十字社は納品業者を、納品業者は中国企業を相手に法的措置を取る意向だという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「本当に情けない。金額を見れば偽物かどうか分かるはずだし、実際の製品も点検してないんでしょ」「ドイツの製品を中国から輸入してる時点でコメディー。最低な納品業者だな」「誰か中間で着服した者がいるはずだから捕まえて」「本当に必要なことへは金をケチり、見せかけだけのものにばかり税金をつぎ込む」「安い金額でドイツ製の万年筆を手に入れようとした赤十字社の責任では?。献血を30回以上した人には商品券をあげて下さい」など、赤十字社や納品業者を批判するコメントが多く寄せられている。(翻訳・編集/丸山

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