anomado 2021年6月25日(金) 18時40分
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24日、中国版ツイッター・微博で、福建省にある地下鉄駅に掲示されている人気俳優の広告前にファンが群がっているというクレームが寄せられたことが注目を集め、議論を呼んだ。
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2021年6月24日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、福建省にある地下鉄駅に掲示されている人気俳優の広告前にファンが群がっているというクレームが寄せられたことが注目を集め、議論を呼んだ。
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福建省福州市の情報を紹介するアカウント・福州頭条が24日、「先日、あるネットユーザーが福州市のウェブサイト宛に『地下鉄2号線に掲示されている俳優シャオ・ジャン(肖戦)の広告にファンが群がっている』というクレームが寄せられた」と紹介。クレーム内容には「シャオ・ジャンは悪辣な芸能人であり、密かにファンを扇動してサポートを求めるとともに、ファンを動員して集合させている。新型コロナの折、ファンが群がり写真を撮影するなどの行為は地下鉄の安全を脅かす行為だ」と書かれ、広告を撤去するよう要求が出されていたと伝えた。
その上で、福州地下鉄がクレームに対して「地下鉄2号線の商業広告は関係法律、法規を厳格に遵守し、万全の手続きを経たもの。写真撮影は市民の自発的な行為だ。また、調査の結果、大勢のファンが現地に集結したという状況は発生していない」と返信し、訴えを退けたことを紹介している。
この件について、中国のネットユーザーは「ネット上のくだらないうそで地下鉄職員の通常業務を妨げるなんて、レベルが低すぎる」「嫌いな芸能人を攻撃するために悪意あるクレームをつけるなんて、恐ろしい」「相手を貶めるためには手段を選ばないんだな。そういう人間は、地下鉄に乗る資格もない」「広告を見たくないなら、地下鉄に乗らなければいい」といった感想を残している。
また、「そもそも毎日の通勤ラッシュ時は人でいっぱい。広告なんて関係ない」「公共交通が通っている場所は、もともと人が大勢集まる所。それだけでクレームの対象になるなら、北京の地下鉄には毎日クレームを出すことになる」など、多くの人が利用する地下鉄に「人が集まっている」ことにクレームを付けること自体がナンセンスだとの考えを示すユーザーも多く見られた。
シャオ・ジャンは2019年に発表された大ヒットドラマ「陳情令」で主役を演じたことで一躍人気となり、多くのファンを獲得した。以前には微博上でファンの迷惑行為に苦言を呈して注目を集めた。(翻訳・編集/川尻)
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