投資額はシリコンバレーの9倍、韓国が半導体産業で世界をリード―中国メディア

Record China    2021年6月25日(金) 6時40分

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22日、参考消息網は「韓国が半導体産業への大規模投資により、エネルギー戦略で優位に立とうとしている」と伝えた。

2021年6月22日、中国メディアの参考消息網は、「世界的な半導体不足の中で、韓国が半導体産業への大規模投資により、エネルギー戦略で優位に立とうとしている」と伝えた。

記事によると、5月13日、サムスンをはじめとする韓国の半導体関連企業、約153社が2030年までに計510兆ウォン(約49兆4000億円)を投資する計画を立てており、この金額はアメリカのシリコンバレーの投資額の約9倍に当たるという。また、韓国産業通商資源部と韓国半導体協会が1月に発表したレポートによると、21年の韓国の半導体輸出量は前年同期比10.2%増、総額1093億ドル(約12兆円)になると予測しているという。

20年の韓国の半導体輸出総額は992億ドル(約10兆9600億円)で、19年よりも5.6%増えたが、最も多かった18年の1267億ドル(約14兆円)ほどではないという。

記事は最後に、米国のある研究機関が20年11月に発表したレポートの内容を紹介。「回路線幅10ナノメートル(nm)以下のチップの生産量が22年までに全体の20%以上を占めるようになる」「韓国の半導体産業は66%が20ナノメートル以下の加工技術を持っており、半導体産業の充実度で他国をリードしている」と伝えた。(翻訳・編集/原邦之

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