台湾で行われていた日本に感謝を伝えるためのクラウドファンディングが期日前に終了。6日足らずで目標を上回るおよそ140万台湾ドル（約550万円）が集まった。台湾メディアの蘋果新聞網が17日付で伝えた。

日本がアストラゼネカ製の新型コロナワクチンを無償提供したことに感謝を示すため、東京駅（丸の内線通路）と大阪駅に「感謝の壁」と呼ばれる広告を出すことを目的に行われたクラウドファンディング。台湾で長く生活する日本人らが発起人となり、今月11日正午にスタートした。

当初は東京駅への広告掲示を目的としていたが、目標金額70万台湾ドル（約275万円）を1日足らずで達成。ネットユーザーからの提案を受け、大阪駅にも掲示するため目標金額を50万台湾ドル上乗せした。

期日は今月30日までだったが、15日に目標の120万台湾ドル（約475万円）を超えたため、16日までで終了することを決定。最終的に1046人から139万7380台湾ドルが集まった。

広告は7月に東京駅と大阪駅にそれぞれ掲示される予定だという。（翻訳・編集/北田）