深センでトマト祭り開催、「食べ物を粗末にするな」と批判の声も―中国

Record China    2014年5月9日(金) 18時29分

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7日、深センでこのほど開催されたトマト祭りが論議を呼んでいる。「食べ物を粗末にしている」として批判の声が多く寄せられた。

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2014年5月7日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、広東省深セン市でこのほど開催されたトマト祭りが論議を呼んでいる。8日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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トマト祭りはスペインで8月に行われている収穫祭。世界中から多くの人が集まり、互いに熟したトマトをぶつけ合うイベントだ。これを参考にしたトマト祭りがこのほど深センで開催され、会場となったテーマパークには約600人が集まり、熟したトマトをぶつけ合って日頃のストレスを発散した。

しかしこのイベントに対し、中国では「食べ物を粗末にしている」として批判の声が多く寄せられた。ネット上では「食べ物を粗末にすることは恥ずべき行為」「欧米のものが中国に合うとは限らない」「みんな病気だ」といった意見が見られた。

イベントの主催者はこれに対し、今回使用された750キロのトマトはすべて熟れ過ぎたもののみを選んだと弁明。テーマパークはこれまでもさまざまな国の祭りやイベントを行っており、今後も同様のイベントを企画する予定だという。ただ、批判の声が上がる一方で、「トマト祭りが食べ物を粗末にする行為だというなら、タイや雲南省の伝統行事である水かけ祭りも同じく水の無駄遣いでは」と寛容な意見を示す人もいた。(翻訳・編集/藤)

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