中国人が魚を食べ尽くす? 中国系米国人監督の発言に批判―米華字メディア

Record China    2021年6月11日(金) 8時0分

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9日、米華字メディア・多維新聞は、「中国人が海産物を食べ尽くしている」と批判した中国系米国人が中国のSNS上で批判を浴びていると報じた。

2021年6月9日、米華字メディア・多維新聞は、「中国人が海産物を食べ尽くしている」と批判した中国系米国人が中国のSNS上で批判を浴びていると報じた。

記事によると、中国系米国人の探検家でドキュメンタリー監督の谷岳(グー・ユエ)氏は8日に中国版ツイッター・微博上で「モロッコに行った際に現地の漁業会社で働く人と知り合った。以前はマダガスカルで5年仕事をしていたが、現地の魚はほぼ全て捕り尽くしてしまったのでモロッコに来て魚を捕ることにしたという。この話を聞いて初めて、中国の需要があまりに大きいことを意識した」と書き込むとともに、「世界最大の海産物消費層であるわれわれの飽くなき食欲が、世界各地の水産資源を消耗している。われわれは責任ある消費を提唱しなければならない。まずは自分たちから始めよう」とのメッセージを発信した。

谷氏の書き込みに対して中国のネットユーザーからは「中国人は惨めだ。やっとのことで金持ちになったと思ったら、ちょっと海産物を食べただけで食べすぎだと批判される」「米国や日本だってたくさん海産物を食べているのに、どうしてこれらの国を責めないのか」といった批判コメントが続々と寄せられたと記事は紹介している。

また、ネットユーザーの間では谷氏が「米国人」であるにもかかわらず「われわれ」という一人称を用い、中国人の立場を装って中国の水産物消費を語ったことに対する批判も噴出しているとし、「あなたは米国人。あなたが言う『われわれ』は米国人を指すべきだ」といった意見が見られたほか、谷氏がこれまでに米国、チリ、インド、日本などで海鮮料理のごちそうを頬張る写真をSNS上にアップしてきたことに触れ「ダブルスタンダードではないか」と指摘するユーザーも見られたと伝えた。

記事によると、谷氏は北京生まれで、11歳の時に母親と主に米国に移住した。大学卒業後は金融会社で2年半働いた後、世界各地を旅行するとともにドキュメンタリー映像作品を発表している。(翻訳・編集/川尻

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